2021年2月より、SBI証券で三井住友カードでの投信積立が可能になります。
また、カードでの決済金額の0.5%分ポイントが付与されます。クレジットカードでの投資信託の積立について、SBI証券と楽天証券と比較しながらお得度を調べました。
SBI証券のクレジットカードでの投資信託積立の条件
①SBI証券の投信積立サービスにおける三井住友カードのクレジットカード決済
株式会社SBI証券と三井住友カード株式会社による「新たな資産運用サービス」の提供に関するお知らせ
(決済金額の0.5%分のVポイントを付与)
②三井住友カードアプリ上でのSBI証券総合口座情報の表示
③Vポイント1ポイント=1円として、SBI証券の投資信託の買付ができる「Vポイント投資」
④投資信託保有残高に応じてVポイントを付与
ただし、SBI証券の口座をすでに持っている場合は、①②のみとなります。また、投資信託保有残高に応じてもらえるのは、VポイントとTポイントどちらかになります。
比較項目 | 三井住友カード経由で新規口座開設した方 | すでにSBI証券の口座を持っている方 |
---|---|---|
投信積立のカード決済 (Vポイント0.5%付与) |
○ | ○ |
Vポイントでの投資信託買付 | ○ | × |
投資信託保有残高に応じたポイント付与 | Vポイント | Tポイント |
すでにSBI証券を使っている方は、Vポイントでの再投資はできませんが、Vポイントは貯めることができます。
Vポイントはギフトカードや他のポイントに替えて使うことができるので、使い道は色々ありそうです。
SBI証券と楽天証券のクレジットカードでの投資信託積立のお得度比較
楽天証券ではすでに楽天カードでの投資信託の積立ができます。
SBI証券と楽天証券ではどちらがお得なのでしょうか。ポイントの付与率など両者のお得度を比較してみました。
比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
対象クレジットカード | 三井住友カード | 楽天カード |
カード年会費 | 無料~1,375円 | 無料 |
決済上限 | 不明 | 5万円/月 |
ポイント種類 | Vポイント | 楽天スーパーポイント |
ポイント付与率 | 0.5% | 1% |
ポイントでの投資信託買付 | 条件付きで可能※ | 可能 |
SBI証券は決済上限は不明ですが、楽天証券のほうがポイント付与率が1%と高く、月5万円までの積立については楽天証券のほうが良さそうですね。
三井住友カードの年会費は?
三井住友カードの一般カードは、初年度の年会費は無料、2年目以降は条件に応じて、無料~1,375円になります。
Web明細を利用することで825円、リボ払いである「マイ・ペイすリボ」を利用することで無料になります。
リボ払いは金利が高いので、利用することで逆に損することにもなりかねませんので、クレジットカードの使い方には注意が必要ですね。
三井住友カードの年会費の詳細は以下のページから見れます。
SBI証券におけるカードでの投資信託積立まとめ
SBI証券でのクレジットカードでの投資信託の積立のまとめは以下です。
- SBI証券で三井住友カードで投資信託を積立買付することで0.5%のVポイントをゲットできる
- 決済上限額は不明だが、月5万円以下なら楽天証券のほうが付与されるポイントが多い
- 三井住友カードは2年目以降年会費がかかることに注意
SBI証券でもクレジットカードでの投資信託の買付ができるようになったのは、個人投資家にとって好ましいことだと思います。SBI証券をメインに使っている方は、投資信託の積立をしながらポイントを貯めることができるようになり、ますます投資にかかるコストが低くなりました。
一方、ライバルである楽天証券との比較においては、月5万円までの投資信託の積立においては、楽天証券のほうがポイントの付与が多くポイントでの再投資もできるので、楽天証券が優位にありそうです。