投資初心者向けにLINE証券で買えるおすすめの投資信託をご紹介します。
2019/11/27より、LINE証券が投資信託の取り扱いを開始しました。投資信託をLINE上で100円から1円単位、購入手数料0円で購入できます。
今回は、このLINE証券で取り扱っている28つの投資信託の中でおすすめのものをご紹介します。
はじめての投資信託で買うべきものは?
ここ数年で、ワンタップバイやSBIネオモバイル証券など、スマホアプリから簡単に投資ができるようになりました。
さらに、LINEからも買えるとなると、今まで投資をしてなくても「ちょっと気になる」、「やってみようかな」 と思う方もいるのではないでしょうか。
一方で、何を買えばよいのか迷う方もいるかと思います。この手のアプリで買えるものは、必要以上に手数料が高いものや良くないものが多かったり、分散投資が難しいことがあり、今までご紹介するのは避けていました。
LINE証券で取り扱う投資信託の中には、よいものも、そうでないものもあります。その中から個人的に良いと思うものを選んでご紹介します。
特に、初めて投資をする場合、以下のような長期投資向けのものをおすすめします。
- 十分に分散されている
- 手数料が安い(信託報酬が0.5%/年以下)
- 長期保有するとそれなりにリターンが見込める
個人的おすすめ投資信託ベスト3
ランキング形式で、28個の投資信託の中から個人的ベスト3をご紹介します。
1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
低コストで全世界の株式に分散投資ができる、おすすめの投資信託です。
eMAXIS Slimシリーズは、どれも業界最低水準の低コストでよいものが多いです。もう少し色々買ってみたい場合は、eMAXIS Slimシリーズの国内株式(TOPIX)、先進国株式、新興国株式を組み合わせて、それぞれの比重を自分なりに工夫してみるのも良いと思います。
2位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
低コストで全世界の株式、債券、REIT(不動産)に均等に分散して投資ができる、おすすめの投資信託です。
必ずしも各資産に均等に分散するのが優れているわけではありませんが、株式以外のものにも投資してみたい、株式100%より少しリスクを抑えたいと考える場合、おすすめです。
3位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
米国株式へ低コストで分散投資できる投資信託です。
分散は全世界株式に劣るものの、ここ数年のパフォーマンスの高さから個人投資家に大変人気です。
S&P500指数は、ニュースにも出てくることがあるため、株価が上がったり下がったりする理由が解説されることが多く(その理由があっているかどうかは別として)、アメリカの経済や政治に関心を持つきっかけとしてもおすすめです。
番外編:楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(愛称USA360)
米国株式と米国債券に投資し、レバレッジをかけて投資金額の3.6倍の運用をする投資信託です。
少し凝ったものを選びたい場合、おすすめです。
リクスパリティアプローチという、株式のリスクと債券のリスクを同程度にしようという戦略をとっており、株式:債券=1:3の割合で持つことで、おおよそリスクが釣り合うと想定されています。株式と債券が逆の値動きをすることを期待して、リスクを抑えながらレバレッジをかけると効率が良いのではないかという考え方です。
初心者向けではないですが、個人的には面白い投資信託だと思います。
買ってはいけない投資信託
ご紹介したおすすめ投資信託以外は、アクティブファンドやリスクの高いレバレッジをかけたブル・ベアファンドばかりで、手数料が高く、あまりおすすめできません。
日常でお店で買えるものは「高いもの=良いもの」のこともありますが、投資信託は、「手数料が高いもの=悪いもの」のことが多いのです。
どうしても買いたい場合は、自分なりに勉強して納得してからにすることをおすすめします。
参考になりましたら幸いです。