老後の資産形成のために、つみたてNISAを始めてみようと思うけど、いっぱい種類があって、どの投資信託(ファンド)を買えばいいのかわからない…。
私にぴったりな投資信託が知りたい!
このような悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、つみたてNISAで初めて投資デビューする方向けに、個人的おすすめのファンドを診断するチャートを作ってみました。
どれもシンプルかつ低コストで長期運用に適したものを選んだつもりです。購入する投資信託を迷われている方の参考になれば嬉しいです。なお、これらの投資信託は、SBI証券、楽天証券で購入できるものから選んでいます。
つみたてNISAおすすめファンド診断
さっそく、おすすめの投資信託を診断してみましょう!質問に「はい」または「いいえ」で答えてください。
- Q1
- 投資するお金以外に、当面生活に困らない資金(例えば6ヶ月分の生活費)を確保している。
診断結果が出ましたか?それぞれの診断結果に基づく、おすすめファンドの詳細をご紹介します。
株式100%のおすすめファンド
リスク耐性が高く、20年間持ち続けられる方は、全世界の株式に分散投資するファンド一本での運用がおすすめです。
楽天VTは分散に優れていますが、コストはeMAXIS Slim全世界株式のほうが優れています。どちらにするかは好みの問題です。
また、最近個人投資家に人気の米国株に分散投資するファンドもありだと思います。ただし、個人的には、特に強い理由がないのであれば、米国以外にも広く分散している全世界株式をおすすめします。
米国株の投資信託を選ぶ場合、S&P500を代表とする幅広い株式に分散し、低コストのものを選びました。この中であればどれを選んでも好みの問題です。
株式7割、債券3割のバランスファンド
少しリスクを抑えたい場合は、債券を含むバランスファンド一本で運用するのをおすすめします。3割債券を含むものの、暴落時にはそれなりに下がる可能性がありますので、取れるリスクに応じて投資金額を調整しましょう。
年金運用に近いバランスファンド
リスクをなるべく抑えたい場合は、年金運用に近い株式5割、債券5割のバランスファンド一本で運用することをおすすめします。
リターンも小さくなってしまいますが、安定的な運用が見込まれます。ただし、やはり暴落時は10%以上下落しますので、その点はご承知おきください。
リスクを取りたくないなら預貯金
投資にはリスクがつきものです。リスクを取れない場合は、無理に投資してはいけません。経済的な余裕がない場合は、つみたてNISAを始めようとするのではなく、まずは預貯金など元本保証の資産を増やしていきましょう。
投資を勉強したいのであれば、月1000円など少額を積立投資するのに合わせて、インデックス投資に関する書籍を読んで、リスクに対する理解を深めるのもよいかもしれません。
最終的には自己判断を
ここまで「おすすめファンド診断」と銘打って、個人的なおすすめ投資信託をご紹介しましたが、最終的にはご自身の考えに合わせて判断されてください。
ちなみに、私はeMAXIS Slimシリーズの国内株式、先進国株式、新興国株式を組み合わせています。
以上、参考になりましたら幸いです。