東京電力からベネフィット・ステーションの福利厚生優待電気に乗り換えたので、東京電力と比べてどれくらいお得になったのか調べてみました。
※2026年3月現時点のものです。
福利厚生優待電気とは
福利厚生優待電気のロゴ
福利厚生優待電気 とは会員制の福利厚生サービスである、 ベネフィット・ステーション のサービスで、会員限定でお得な電力料金で電力契約ができるというものです。
電力自体は エバーグリーン・リテイリング株式会社 が提供しており、利用者はそこと契約します。
私は、ベネフィット・ステーションに入っているので、せっかくなら、会員限定のサービスなら、その分安いのかなと思い福利厚生優待電気を契約してみました。
実際契約してみてどれくらい安かったのか検証してみます。
福利厚生優待電気と東京電力の電気料金表を比較
電気料金の比較イメージ
福利厚生優待電気の電気料金ですが、ベネフィットステーションのページに「サービス内容説明書」として記載がありました。
メニュー「福利厚生優待電気」(基本情報) | Benefit Station.
また、電気料金シミュレーションもできます。
福利厚生優待電気の契約者向けのエバーグリーン・リテイリング株式会社のマイページから、福利厚生優待電気の電気料金がみれましたので、東京電力(関東)の料金と比べて見ました。
ちなみに東京電力の料金表は以下に記載されています。
電気料金の比較
東京電力 従量電灯B vs 福利厚生電気(関東) 比較表
※2026年3月現時点のものです。
| 項目 | 区分 | 東京電力(税込) | 福利厚生電気(税込) | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| 基本料金 (1契約あたり) | 30A | 935円 25銭 | 852円 87銭 | 82円 38銭 |
| 40A | 1,247円 00銭 | 1,137円 16銭 | 109円 84銭 | |
| 50A | 1,558円 75銭 | 1,421円 45銭 | 137円 30銭 | |
| 60A | 1,870円 50銭 | 1,705円 74銭 | 164円 76銭 | |
| 電力量料金 (1kWhあたり) | 第1段階(〜120kWh) | 29円 80銭 | 19円 69銭 | 10円 11銭 |
| 第2段階(120〜300kWh) | 36円 40銭 | 23円 70銭 | 12円 70銭 | |
| 第3段階(300kWh〜) | 40円 49銭 | 23円 99銭 | 16円 50銭 |
基本料金から電力量料金まで、すべての項目で福利厚生電気の方が安く設定されています。特に電力量料金については、第1段階(120kWhまで)から1kWhあたり10円以上の大きな差があります。 そのため、使用量が少ない単身世帯であっても、従来のプランより確実に電気代を抑えることが可能です。もちろん、第2段階・第3段階と進むにつれて単価の差額はさらに広がるため、家族が多い世帯や在宅勤務などで電力使用量が多い世帯にとっては、非常にメリットの大きい料金体系といえます。
実際にどれくらいお得になったのか?東京電力と比較検証
家計簿・節約のイメージ
我が家の例では、東京電力と比べて、福利厚生優待電気で実際どれくらいお得になったのでしょうか。
福利厚生電気の請求金額
我が家の福利厚生電気の請求金額は以下の通りです。在宅勤務にくわえ、2月は冬の寒さということもあり、エアコンをつける時間が多く、電力使用量が比較的多い月になります。
- 期間: 2026年2月
- 契約プラン: 従量電灯B、40A
- 使用電力量: 338kWh

福利厚生優待電気と東京電力の電気料金
東京電力での電気料金を計算してみたところ、以下のようになりました。
- 東京電力:14,816円(税込み)
- 福利厚生優待電気(関東):10,530円(税込み)
福利厚生優待電気と東京電力の差額は約4,449円となりました。東京電力よりも結構安くなってますね。
以下は計算した表です。燃料費調整額、再エネ賦課金は同じだと仮定しています。口座振替割引やクレジットカードのポイントについては考慮していません。
| 項目 | 東京電力(推定) | 福利厚生電気(実績) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 基本料金 (40A) | 1,247.00円 | 1,137.16円 | -109.84円 |
| 電力量料金 第1段階 | 3,576.00円 | 2,362.80円 | -1,213.20円 |
| 電力量料金 第2段階 | 6,552.00円 | 4,266.00円 | -2,286.00円 |
| 電力量料金 第3段階 | 1,538.62円 | 911.62円 | -627.00円 |
| 燃料費調整額等 | 557.70円 | 557.70円 | 0.00円 |
| 再エネ賦課金 | 1,345.00円 | 1,345.00円 | 0.00円 |
| Web請求割引 | 0.00円 | -50.00円 | -50.00円 |
| 合計(税込) | 14,816円 | 10,530円 | -4,286円 |
今回、エアコンなどの利用で比較的電力使用量が多い2月の請求(338kWh)で計算してみたところ、東京電力の従量電灯プランと比較して月間で約4,300円ほど安くなっていました。 1kWhあたりの単価が第1段階(120kWhまで)から東京電力より10円近く安く設定されているため、電力消費が多い月には目に見えておトク感があります。
ただし、この「福利厚生優待電気」のような新電力のプランは、東京電力などの従来プランと異なり、市場連動型の仕組みが含まれている点に注意が必要です。
日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動しているため、通常時は安く抑えられますが、記録的な寒波や猛暑、あるいは燃料不足などで電力需給が極端にひっ迫すると、市場価格が跳ね上がり、場合によっては逆に割高になってしまうリスクがあります。 過去には市場価格が一時的に高騰した事例もあり、料金が予測しにくいというデメリットも抱えています。
需給ひっ迫時の価格高騰リスクには注意が必要ですが、通常時の単価設定が非常に魅力的なのも事実です。ご自身のライフスタイルや、万が一の価格変動リスクをどこまで許容できるかを照らし合わせながら判断するのが良いでしょう。
ベネフィット・ステーションを利用されている方で、少しでも固定費としての電気料金を抑えたいと考えている方は、一度「福利厚生優待電気」を検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。